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街角レポート
~山口県~
シロナガスクジラの形をイメージして建てられた下関市立しものせき水族館海響館のメインはフグです。世界中のフグ100種が豪華な水槽で泳ぎます。また日本ではただ一つのシロナガスクジラの骨格標本が展示されています。それから2010年にオープンしたペンギン村は人気のスポットで、大編隊を組んで泳ぐペンギンの姿は見応え十分です。亜南極エリアのペンギンのプールの大きさは世界最大級で水深は6mです。この海響館では4階にある関門海峡潮流水槽で5分おきに両サイド交互に渦が発生します。渦の深さは2mで潮流に乗っている魚を見れるかもしれません。また3階の海中トンネルではイワシの群れやトラフグ、マンボウ、ハリセンボンといった魚にもお目に掛かれます。それから足元の砂にはヒラメやコチの仲間が姿を現したり隠れたリしているのでよく見ておきましょう。2階にはゴマフアザラシやスナメリがいます。温帯エリアではペンギンの穴を掘ったり洞窟を利用しての営巣や、たくさんの蓋つきの巣を使用しての育雛を見ることができます。これらの繁殖技術が評価されてチリのメトロポリタン公園から生息域外重要繁殖地に指定されています。